紫の収容室

たまにどうでもいいことを放り投げるブログです。

紙 一番おいしい [検索]

 どうもこんにちは、紫の狐です。皆さんは「一般的に人間が食べるものではないとされているモノ」を食べたことはありますか?多分あると思います。乳幼児の時に誤嚥しちゃったとかそんなんじゃあなくて、はっきりと自分の意思で食べたことが。ありますよね?ありがとうございます。

 その中でもよく食べられていると思われるモノと言えば、ティッシュですよね。鼻セレブが甘くて美味しいなんて噂がまことしやかに囁かれていたりします。あれ、実際そうでもないですよ。僕の味覚がぶっ壊れてるだけかもしれませんけど。無味です。

 で、ふと疑問に思いました。一番美味しいティッシュって?

 わからないことがあれば、インターネットに尋ねてみましょう。その正確さはともかくとして、大体のことについて答えが返ってきます。それがインターネット。

 

 

   

 

 

 教えてください、インターネットさん。一番おいしいティッシュを。

 

 

   

 

 

 色んな結果が帰ってきましたね。やはりこの程度のことなら、インターネットは知っているわけです。ちなみに一番上の記事に書いてあったんですけど、鼻セレブには柔らかさや保湿力のために甘い成分が含まれているそうです。僕の味覚、ぶっ壊れてましたね。

 

 ここで終わっても構いませんが、それなら「紙」の中で一番美味しいものも気になりますよね。インターネットのことです、こんな問いにも答えを用意しているのでしょう。インターネットめ、憎めないヤツ。

 

 

   

 

 

 さあ、ご教示願いましょう。一番おいしい紙を。

 

 

      

 

 

 おやおや。インターネットさんたら、うっかり紙パック飲料のおいしいものを出してしまったみたいですね。こちらの問いかけに問題があったようです。

 

 

           

 

 

 これでいいでしょう。Googleさんは、[-<任意の単語>]とつけくわえることで、インターネットさんの答えから指定した単語を含むものを除いてくれます。今度こそ、教えてください!

 

 

   

 

 

 ?????????????

 なんか、こう…………お茶を濁していませんか?僕が聞きたいのは一番おいしい紙そのものであって、一番おいしいモノを紹介した紙には興味がないんです。

 

 

           

 

 

 頼みますよ。このように["任意の単語"]と書くことによって、指定した単語を確実に含むものを提示してくれるのです。インターネットは便利ですね。

 

 

           

 

 

 急に憎くなってきたな。話のわからないインターネットですね。もしかして答えを持っていないから、こんな風に誤魔化すことしかできないんじゃないですか?

 インターネットにないということは、書籍にもない可能性があります(インターネットは書籍も紹介してくれるので)。そうなると、もう調べる方法はありません。一巻の終わりです。まあこんなこと、わからなくても生きていくのに差し支えありませんからね。仕方ないことです。

 

 

 …………。本当にそれでいいんでしょうか?

 インターネットの野郎から教えてもらえないから、それで終わり。そんな精神でいいのでしょうか。かつて、世界にはインターネットがなかったといいます。しかしながらその時代を生きる彼らは情報を、知識を手にしていました。自分の手と目で確かめることによって。

 調べます。自分の舌で確かめることによって。どの紙が、一番おいしいのかを。

 

 

 というわけで、集めてみました。紙です。諸事情(こんなご時世柄、引きこもり気質、時間の無さ)によって種類はかなり少ないのですが、この中から一番おいしい紙を決めます。

 

 

 

 

 これらの紙を、一枚(あるいは一切れ)と呼べるだけの大きさを食べて、①味②食感③食べやすさの三つの観点から、5点満点で評価していきたいと思います。

 

1.ルーズリーフ

 まずはルーズリーフから。あらゆる学生に使われることを目的として作られたルーズリーフなら、少しくらい食べられることを想定されていてもおかしくありません。

 

 

 

 

 いただきます。

 

 

 

 パクパク…………

 モグモグ…………

 

 

 

 ごちそうさまでした。

 

 思ったより食べるのに時間がかかってビビりました。やっぱり食べるのには向いてないんですね。

 

      

 

 

かなり薄いんですが、どこか優しい味わいがします。この紙なら、どんなに荒々しい字でも刻まれた黒鉛を悠々と受け入れてくれることでしょう。

 

2.原稿用紙

 次は原稿用紙。ルーズリーフよりも柔らかい素材でできているイメージがあるので、もっと早く食べられることを祈りましょう。

 

 

 

 

 いただきます。

 

 

 

 ぱりぱり…………

 むしゃむしゃ…………

 

 

 

 ごちそうさまでした。

 

 もったいないことした気がします。

 

      

 

 

 食べやすさ、全然変わりませんでした。ただルーズリーフよりも咀嚼している時の異物感は強かったように思います。そのかわり、ほんのりとした甘みを感じました。食感さえなんとかなれば、白米と同じポジションに立てるかもしれません。

 

3.鼻セレブ

 鼻セレブ、リベンジです。前回食べた時は病み上がりだったので、もしかするとたまたま味覚が鈍っていただけかもしれません。自分の舌がぶっ壊れていることを認めたくありません。箱は用意できなかったのでポケットティッシュなんですけど、多分質に違いはないと思います。

 

 

 いただきます。

 

 

 モグモグ…………

 ムシャムシャ…………

 

 

 ごちそうさまでした。

 

 おいしかった~~~~!!

 

     

 

 

 記憶の味と全く違ったので驚きました。鼻セレブ、甘いです。ふわふわなのでベタつくことを除けば完璧なおやつと言えるでしょう。鼻セレブが人気の理由がわかった気がします。こんなに美味しいとはね。また、しっかり甘いので異物感も少なく、抵抗なく食べることができます。

 

4.履歴書

 これは就活の時に使っていて余った履歴書です。本当は新聞紙とか画用紙とか色んな紙に挑戦してみたかったんですけど近所に文房具店が存在せず、どうにか奇をてらおうと部屋をさまよっていた僕の目に映っただけの紙です。ヤケ食いと言っても過言ではない。

 

 

 

 

 いただきます。

 

 

 

 モグ…………ムグ…………

 うぷ

 

 

 

 ごちそうさまでした。

 

 思ったより腹に溜まりますね。

 

    

 

 

 予想以上の美味しさです。鼻セレブと比べると当然劣るんですけど、単純に紙を食べると考えたとき、これはかなり上位に来ます。食べてよかった。惜しむらくは一枚が大きいせいで食べるのに体力が必要な点です。ちょっとずつ千切って食べるならちょうどいいんじゃないでしょうか。

 

5.トイレットペーパー

 最後に、トイレットペーパーです。ティッシュペーパーをやるならトイレットペーパーもやらなければ不公平だと思い用意したのですが、正直食べる前から後悔しています。抵抗がすごい。一枚がかなり小さいのが救いですね。

 



 いただきます…………。

 

 

 もぐもぐ。

 むしゃ。



 

 ごちそうさまでした。

 

 最悪。

 

     

 

 

 若干味はしますが、味がするというだけで食べないほうがいいです。例えるなら悪意で作ったわたあめと言ったところでしょうか。本当に食べないほうがいいです。

 

 

 

結果発表

 

 それでは(僕の行動範囲における)全ての紙を食べ終えましたので、この中で一番おいしかった紙を発表しようと思います。ベスト・オブ・おいしい紙は…………(ドラムロール)

 

 

 

 

 

 

 

 

鼻セレブです!!!!!!!!

 

 

 

 

 つまんない結果ですね。でもこれがインターネットなんです。いかがでしたか?味じゃない総合評価で言うと履歴書が一番です。

 

 

 

 

最後に

 紙は食べ物じゃないので食べないほうがいいです。僕は気分が悪くなってきたので、このへんで。また、お会いできれば次の記事で。紫の狐でした。