紫の収容室

たまにどうでもいいことを放り投げるブログです。

初めて高専カンファに行った話

 日頃から引きこもっている自分が、珍しくも人の集まるところに行こうと決意したのが高専カンファレンスin沖縄である。名前からわかる通り、沖縄で開催される高専カンファなのだが、初め自分は「"in沖縄"ではなく、名前の頭に"沖縄"と付けたほうがスッキリするのではないか」と思った。しかし、そうすると「沖縄高専カンファレンス」になってしまい、いかんせん沖縄高専に的が絞られるように感じられてしまってよくない。実際、沖縄高専以外の高専からも参加者は出ていたし、なんなら社会人の方まで来ていたのだから到底適切な表現とはいえないだろう。閑話休題

 高専カンファ当日、僕は開始時間の二時間ほど前に開催場所周辺に到着してしまっていた。というのも、移動手段に使っていたバスの時刻表を一切信用していなかったからである。知っている人は知っている(というか沖縄県民は大体知っているのではないだろうか)が、沖縄のバスは驚くほど時間を守らないのである(時と場合による)。これの根幹には「うちな~たいむ」という時間にルーズな考え方があると思われるが、それについてはあまり触れないでおく。話が冗長になってしまうからだ。さて、早く着きすぎた僕がどうやって暇つぶしをしたのかというと、近くにあった県立図書館で読書していたのである。

 元来、僕は読書が好きな性分である。中学を卒業して以来、本に触れる機会がなくなって読書の時間はまるごとTwitterに持っていかれているのだが、今でも読みたい本があれば時間を惜しまず読み耽っている。そんなわけで、開催時刻になるまでの暇つぶしには事欠かなかった。だが読書に夢中になっていたのが災いし、図書館を出る時間が少し遅れてしまった。それだけなら十分に挽回はできたのだが、ちょうど小雨も降り出してしまった。

「お、雨降ってきたな。こんなこともあろうかと折りたたみ傘持ってきててよかった」

そう思いながら鞄を漁って、朝早く出たせいで慌てていて傘を忘れていたことに気が付いた。勿論、傘がないからといって遅れるわけにはいかないので、図書館を出た。

 先ほど沖縄のバスがいかに信用できないかについて少々語ったが、それに対して大きな信頼を寄せている存在がある。それはGoogleマップである。これまで何度もお世話になってきた存在で、迷子になった時に助けてもらったこともある。それによると図書館から開催場所まで徒歩10分かそこららしかったので到着に少し余裕を持って出発する予定だったのだ。しかし先述の通り読書をしていて出るのが遅くなってしまい、雨に降られてしまった僕はさらなるミスを犯してしまった。わかりやすく進路が表示されているのにも関わらず、進むべき方向とは真逆に進んでしまったのである。あまり進まないうちに気が付いたからよかったものの、あのまま自分の進行方向が間違っていることを知らないで開始時刻になっていたかと思うと少し寒気がする。

 そうして、受付時間内に無事に開催場所に辿り着くことができた。安堵からか少し疲れが押し寄せてきたが、期待と緊張でいい具合に解消された。さて、本題のLTについてだが、特にこれといって描写できることはない。これは、僕の技術力の低さが原因である。LTが終わったあとは、参加者が自由に移動して談話を楽しむ懇談会が開かれた。ここでも特にこれといって言えることはない。僕はコミュ障だからだ。文句は受け付けるが、聞き入れない。とにかく、僕に言えることは「どのスライドも高いクオリティで、聞き入ってしまうような良い話し方だった」ということだ。

 クソ雑魚語彙力限界コミュ障陰キャ引きこもりオタクが初めて高専カンファに行ったら本題について語れることが少なくなってしまったが、これをモチベーションの源にして自らもつよつよになれるように頑張りたいと思う。まぁ思うだけなんですけど